2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

博士の愛した数式

本を読んだのに引き続き映画を見てきた。とても丁寧につくられていて、それぞれの人物が不幸な影を背負っていながら軽々と活きている所が良い、しかし注意深く見るととても印象深いシーンや一言がちりばめられている。80分しか記憶が維持できない脳の障害…

捏造を防ぐシステムは可能か?

最近のデータ捏造が連発する状況に対しての防止策の議論が始まった。データ捏造はよそさまから頂いた研究費(多くは国費)をつかって嘘をでっち上げて世間をだます行為なのでスポンサーに対する詐欺行為であり、同業者に対してはルール違反だ。peer reviewシ…

冬には珍しい刷毛状の雲が高層に見えていた。静かな暖かい夕刻。

氷壁

井上靖の小説を現代版に焼き直したドラマ。舞台を冬の前穂高東壁からK2に置き換えての設定と登攀シーンは結構な迫力で良い。三回見て大体終わりまでの展開が読めてきた。

八咫烏の社

Tpongさんの指摘で八咫烏(やたがらす)が由緒ある鳥だということを初めて知りました。日本サッカー協会のシンボルなんですね。三本目の脚がボールをしっかりとつかんでゴールを生むと期待して日本代表を応援したいと思います。

弓弦羽神社

鳥がシンボルマークの神社です。

通勤ライド

今年初めての自転車通勤。思えば昨年暮れに風邪を引いてからまったく乗っていなかった。気温が低い朝だったが快調に走れた。やっぱりロードレーサーですね!

ホリエモンテスト

昨夜の帰宅途中の電車には堀江貴文社長の逮捕を報ずる号外を読む人ばかり。改めてインパクトの大きさに驚くことしきり。私は株のことは疎いので彼らがルール違反を犯したらしいということは理解できるがその重大さの度合いと彼らだけが非難されることなのか…

増上寺

増上寺は広々とした境内で東京では気に入っている場所だ。ライブドアの事件で自死したとされている元幹部の葬儀が行われた場所として報道されていた。ビジネスマンとして突っ走って来た末路としてはあまりにも寒々しい。あんな大きくて立派なお寺で送られた…

石仏

竜安寺の庭で見た仏様です。見ている人を落ち着かせるいい顔してますね。

コルトレーンの生涯

コルトレーンの生涯―モダンジャズ・伝説の巨人 (学研M文庫)作者: J.C.トーマス,J.C. Thomas,武市好古出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2002/10メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (3件) を見る 昨年暮れに通勤中に読んだ。もちろんそのと…

本屋巡り

大阪に用事で出かけたついでに梅田の本屋を巡る。最近できたBook 1stは大規模だという宣伝だったのでのぞいてみる。オフィスビルの3フロアをつかっている。天井が高い二階でははしごで登る高い棚の上まで本が積み上がっていて圧巻。ジュンク堂方式で座り読…

揺らぐビルディング

ビルの屋上から舞い上がる熱気で空気が揺らいで変わった光景になっていた。

シンメトリー

晴れた日、駅前の工事中のビルでクレーンが鉄骨を引き上げる時にシャッターを押す。狭く雑然とした場所でもズームの広角側にぴったり収まるビルの姿が現れた。左右対称の姿が美しい。しかしただの風景写真だな。 discloseする写真はどうやったら撮ることがで…

On Photography

“The painter constructs, the photographer discloses.” Susan Sontag quotes 「画家は創作する、写真家は暴露する」といった意味だろうか? 科学者版としてはこんな言い方もあるだろう。 "The novelist creates, the scientist reveals" "the scientist cr…

プーシキン美術館展

Art

行ってきました。素晴らしいコレクションですね。気に入った作品をいくつか挙げておきます。 金魚(マティス) 画の前に立つとさっと眼に飛び込んで来た。色彩が素晴らしい。中央部のピンク色のテーブルにはビーカーのような水槽に真っ赤な金魚が4匹。緑の…

ビルの壁におかしな模様・・・

全景はこちら

大阪国立国際美術館

中之島にオープンして1年だ。前回来たときは常設展だけで、それも近代的な新しい建築に引き替えて、いまいちの展示だったのでがっかりだった。しかし今回の常設展は良い作品が広々とした空間に飾られていて楽しめた。子供用のパンフレットを用意してくれて…

捏造騒動の教訓

韓国のヒトクローンES細胞捏造はメディアや国家まで巻き込んでえらいことになった。この事件を教訓として関係者が学ぶべきことが明確になったことだろう。 論文発表の間違いをなくす方法はない 今回のケースは「真っ赤な」嘘だった。著者は間違いのない完璧…

仏像

通勤路に沿った墓地には仏像が一体ある。毎日じっと墓場と海を見ている姿は気品がある。特に夜などに夜の街を見下ろす姿が良いです。

鏡の中

京福電鉄の駅で時間待ち。見上げた所にあった鏡はへこんでゆがんでいる。不思議な世界が見えた。

「半落ち (講談社文庫)」再読

昨日・今日で読み直した。構成の妙に改めて感心。 梶聡一郎にかかわる人物は警部、検事、新聞記者、弁護士、裁判官、そして刑務官と順次引き継がれる。最初は警察・検察を巡る殺気だった駆け引きでテンションが高いのだが後半に行くに従って家族と介護の問題…

アクアリウム

アクアリウム (新潮文庫)作者: 篠田節子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/07メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る 篠田節子は好きな作家だ。彼女のホラー/SFは荒唐無稽な設定と現実的な設定を組み合わせて何とも不思議な世…

仰向けのアシカ

アシカはひょうきん者で人なつっこい。人がいるとわざと近寄ってきてポーズをとってくれる。 マヌルネコ Felis manul この猫はお隣のオオヤマネコと比べると小さく童顔だがこちらを見つめる目は鋭くただの猫ではありません。 アップしてからマヌルネコがキー…

動物園再び

娘のリクエストに応えて8日の午前中、再び動物園に出かけた。 歩くパンダ 開館直後だったので、檻から屋外に出て来たばかりのパンダ(昨日は仰向けで寝転がっていたヤツ=雄のコウコウ)がお散歩で庭を休みなく歩き回っていた。 あっち向くパンダ もう一頭…

京都に行った

私は京都で9年間の長い学生時代を過ごしたのだが神社仏閣というのに改まって出かけることはついぞなかった。大勢の観光客を横目に見ていると、京都に住むものはわざわざ観光地に出かけるものではないと粋がっていたのだった*1。 しかしながら今頃になってや…

ジャイアントパンダ

動物園の目玉、パンダ。屋外でお食事中だったがこの人は仰向けに寝転がっておなかの上に笹を置いて食べていた。まったくもって子供には見せられないだらしない食事風景だった。しかしもう一匹のパンダはもっとお行儀良く(?)動物らしく食べていたので食事…

オオヤマネコ

写真の練習のために動物園へ。寒い日にもかかわらずかなりの数の動物たちが外に出ていた。いろいろ撮って見たがその中で唯一良いと思えたのがこれ。毛並みが良くて表情もきりり。耳に生えた毛がかっこいいです。やはり写真はモデルですね。でもさすがに寒か…

新聞記事の表と裏

イスラエルのシャロン首相が脳卒中で倒れ復帰は困難な情勢だ。シャロン首相が意識を失う直前にインタビューに応えた日経の記事が興味深かった。 シャロン首相は先月に軽い脳卒中で倒れ入院したというニュースが流れた所だったが日経の1月5日朝刊には元気そ…

石ノ森正太郎の高校時代

石ノ森正太郎といえば「サイボーグ009」、「仮面ライダー」でSF漫画の一時代を築いた巨匠だ。そんな石ノ森氏の高校時代の作品が出身校のホームページに掲載されているとの記事を日経の夕刊で見たので早速訪問した。学校新聞に掲載された一コマ漫画なのだ…