2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

私の履歴書 長島茂雄 7月23日

「私の履歴書」は長島茂雄氏。1979年秋の若手主体の秋季キャンプの様子が語られている 「おまえら、血へどを吐くほど徹底的にしごいてやるから覚悟しておけよ。よし、死にものぐるいでやれ。」・・・ とにかくこの伊東秋季キャンプで私は選手の腰が抜け…

クモの壁

この蜘蛛、コンクリートの壁から上の水平面に這い上がろうとしているのだがうまく乗り越せずじたばたしている。乗り越しはマントルといって人間様でも難しい動きなのだが八本脚の蜘蛛にしても困難らしい。彼らはやはり垂直の世界にしか生きられないようだ。

ショップ二軒

午後に明石往復。帰りがけ須磨浦公園そばでふと脇を見上げるとトレックジャパンの新しいショップが。思わず止まって見学。きれいな内装の二階建てのショップにトレック、クライン、レモンなどの完成車がずらり。そして店の奥にはランス・アームストロングの…

中世ヨーロッパの残酷

フィレンツェ・ミステリーガイド作者: 市口桂子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2003/02メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見るこの夏予定している旅行の予習のために読んでみた。フィレンツェ近郊の史跡にまつわる陰惨な逸話を紹…

受け月

受け月 (文春文庫)作者: 伊集院静出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1995/06/01メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る 長編(平野啓一郎「葬送」)に挫折して切り替えた軽い7本の短編集。かつて野球をやっていた人々の生き方を描…

ダム

急峻な河川ばかりの山国でである日本では水を貯め、川が大地を削るのを制限し、エネルギーを得るためににダムは欠かせない。登山で山奥に分け入っていきなり巨大なダムに対面すると、山に匹敵するような巨大な構造物を持って河川の流れを制御しようとする人…

有楽町駅前で

朝5時半起床東京まで。昼過ぎに最初の用事が終わって駅前に出るとどこかで聞いたような声。新党日本党首で比例区に出馬している田中康夫氏が歩道に立って演説している。立ち止まって聞いていると人たちと目線が一緒なのでしっかり前を見て丁寧に原稿もなし…

本日の訪問者

オーストラリアから訪れたSくん、礼儀正しく知性豊かな大学院生だが日本滞在をフルに研究室訪問に当てて関西地区を飛び回っている。生命科学の研究者としてやっていきたいと語る若者なのだが彼の経歴を聞いて驚いた。イランの紛争地域で生まれ育ち、両親と共…

日蝕

日蝕作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (12件) を見る ここのところ毎週子供につきあって図書館に出かけている。図書館の良いところは書庫を眺めているうちに思いもよら…

研究集会を終えて

月曜から三日間に渡って行われた研究集会が終わりました。今回私は組織委員ではありましたが実務のほとんどはMさんとスタッフの方々が面倒を見てくださったので発表を聞くことに集中できました。感じた事は発表のレベルが高かったこと。研究内容もですがプ…

瀬島龍三

幾山河―瀬島龍三回想録重厚な本だ。昭和後期の政治で様々な役割を担い、山崎豊子さんの小説でも取り上げられた有名人。様々な重責を担って来た人だけに一方で批判も多い。その瀬島氏が傘寿(80才)を迎えた機会に自ら過去を振り返ってまとめた記録がこの本…