ボルダリング・ジャパンカップ

 今日・明日と日本山岳協会主宰のコンペが職場の近くで行われたので見に行った。ボルダリングは4−5メートルの高さの人口壁を岩場に見立てて登る競技だ。自分は岩をさわらなくなってしばらくになるがやはり気になる。特に今回は平山ユージなどのトップクライマーが集まり見所がある。(写真は第二課題を一撃する平山選手)。

 会場のアシックスの建物は大きな体育館になっており広々とした空間に五つの壁が用意されている。男子は60人を越える参加者が参加して午後は延々と予選が続いた。5本の性格が異なる課題をみんな苦労して登るのだが最後の10名はさすがにワールドクラスだけあって易々と一撃していく。特に平山、松島、茂垣選手の安定感は抜群だった。もう一つ感じたのはボルダーをやっているクライマーは概して背は高くはないのだが筋肉がついた人が多い。女子のN選手は高校生ながらこの夏の世界選手権のリード部門で三位になる実力者だが手足が長い上に体格もいい。後ろ姿は逆三角形じゃないですか(失礼!)。鍛えられた身体と洗練された動きは美しいです。

 明日の決勝が楽しみだ。

 予選が終わり、labに戻ると昨日39度の熱を出した学生が仕事の相談で待っていた。待たせて悪かったねー。