肩その後

 昨年暮れから悩んでいた肩痛は2月8日に三回目のステロイド注射を受けて一週間ほど経ってから急速に痛みが引き月末には安静時にはほとんど問題ないくらいに戻った。自転車にも乗り始めているわけだがまだ問題は残る。肩の関節が一定以上動かない。整形の医師は1年くらいで元に戻る事も多いですと言われたが、より積極的に可動性を元に戻したいと希望した。先生にも「クライミングしたいんでしょ?」と言われてしまいリハビリのクリニックに通うこととなった。幸い職場のそばに最近開いた施設を紹介された。

 その施設に来る患者さんを見ると入院者の多くはお年寄り、そして通って来るのは体育会系の若者、そしておじさんたちだ。中年男性の理学療法士の方に見てもらう。トライアスロンの選手だったそうだが痛いところがよくわかってくれる。穏やかに患部だけではなく足先から頭まで、肩の異常が波及して不自然に凝っている箇所をチェックする。たしかに肩関節の可動性は落ちている。「硬縮」と言うそうだ。しかしそれだけではなく肩に連動した広背筋や大胸筋なども、堅いと言われた。背中を特に意識してストレッチしなさいとの指示。自分で出来る運動方法も教えてもらったので毎日気がついた時にストレッチすることにする。しかし当分かかりそうだ。