藤井保の世界

 用事で街に出るついでに元町のギャラリー PAXREX(パクスレクス)で行われている展覧会を観てきた。ギャラリーのご主人は丁寧に藤井さんの事、他の作家の事、商品としての写真の作られ方と取引の仕方、などを教えてくださった。写真は無限にコピー出来ると思っていたのだが、作家はプリントを限定して価格を維持のだそうだ。12年前に撮影された江角マキコさんは鍛えられた身体で彫刻のよう。モノクロ写真でとてもきれいに映えていました。おかれていた写真集と見比べるが違いは歴然。展示されていた"ESUMI"のプリントなどは意外とお買い得かと思ってしまったがこれはとても危険な誘惑だ。風景写真もとても印象的。