八ヶ岳登山

 週末に赤岳を登ってきた。

 土曜日に用務を済ませ小淵沢駅まで。余分な荷物をトランクに詰めて送り、登山口の観音平までタクシーで行く。駅で買い出しをするつもりが歩いていける場所にはスーパーはなく、タクシーに途中で寄ってもらう。泊まったグリーンロッジは公共の日帰りキャンプ施設らしく素泊まりの施設のみがある。宿泊は私の他には天体観測の二名のみ。管理人が帰ると誰もいなくなる。食事を済ませて8時をまわるとやることがない。仕方なく静まりかえった寝室で朝まで寝る。結構冷え込んで毛糸の帽子はずっとかぶったままだった。4時半起床。星がでて晴天の朝。

下り坂の天気予報だったので天候を見ながら引き返すことも含めて、下山ルートを選択することにして5時出発。こちらのルートには人が少ない。編笠、権現をすぎて赤岳山頂に11時半頃着。正午につくことが目標だったのでかろうじて達成。それまで静かだった山は美濃戸口からの登山者で一杯になった。下山路をどうするか思案したが天候がまだ持ちそうなことともうしばらく山道を歩きたかったことから人の少ない東面の県境尾根を選ぶ。

案の定ほとんど人にも会わず静かな森林歩きを楽しむことが出来た。2時前から雨が降り出したが幸いそれほど強くならないうちにスキー場のバス停に到着。そこで80分のバス待ち、清里駅で更に60分待ちでようやく帰路についた。

 本当に長い間縦走登山をしていなかったのでだいぶしんどかった。またザックのパッキングの仕方や服の脱着の仕方など要領が悪く雨が降り出した時にはかなり無駄な時間を費やした。また寒さにずいぶんと弱くなっているのはやせたせいなのか?また脚力が落ちたせいか急坂をぐいぐい登るという感じではなかった。また足慣らしに行きたい。