伊吹山ヒルクライム

 昨年に続いて参加.去年11kmまでだったが今年は全行程17kmで山頂までのコース.昨年に比べて出発までの手際が良く待ち時間が少なかった.自分の油断で出発に間に合わなかったり、スタート前に大慌てして心拍計が動かなかったりのトラブルがあったがなんとかスタート.アップの時間がなかったので始めは意識してゆっくり走る.途中からスピードが上がって10kmくらいまでは前から落ちてくる人を目標に快調に走る.しかしそれの前半のみ.11kmの方の駐車場に近づく頃だんだんと脚に来始める.踏み込む力が落ちて心拍も上がらず、血糖値が落ちてくるのがわかるが持っているのは水のみ.それからはひたすら我慢の連続.ゴールが目前になってもスパートする力すら残っていない.ゴールしたときにはハムストリングにけいれんが来る直前だった.なんだか突然筋肉が言うことを聞かなくなるような感じだ.山頂に着いて休んでも脚の筋肉がままならない状態はずっと続いていた.トレーニングが不足なのは確かなのだが、しんどいときには息があがるのが普通で、がこんなのは初めて.

 山頂は快晴で奥美濃の山々が白く見えている.しかし風は冷たくじっとしていると日向でも冷えてくる.チップの返却に長蛇の列で下山を始めるときには最終組だった.下山してそばを食してから帰路につく.冬眠状態だったからだを目覚めさせるには十分な刺激だった.車を出してくれたS上さん、同行してくれたOさんに感謝.