パンとスープとネコ日和

 

 

小林聡美さん演じる雑誌編集者が食堂経営の母の急死を機に自分の店を持つ話。日替わりのサンドイッチとスープのみ、コーヒーもなし、材料を使い切ったら明るいうちに閉店。夜は猫を相手に晩酌。淡々と時間が進む独身女性たちの毎日を優しく描いている。背筋がきれいに伸びた小林さんの姿勢と背が高いがちょっと姿勢が崩れたバイトのしまちゃんの姿が対照的。映像は写真のような切り取り方でフレームを固定したパターンが多い。カメラマンは谷峰登という方だ。要チェック。

 きびきびした料理のシーンと美しく盛り付けられた料理の数々。『食堂もの』と言うべき日本独自のドラマのジャンルを確立する一作。

連続ドラマW「パンとスープとネコ日和」|WOWOWオンライン