帰宅後にふと見たBS2で60-70のロック・ミュージックの特集をやっていた。Yes,
ELP, Ten Years After,
Allman Brothers Bandなどなど。私らの世代のオヤジは涙なくしては聞けない曲ばかり。改めて見ると白人の若者たちが滅茶苦茶にやっていて当時の大人が目をしかめたのは当然、なのだが中高生のガキ共にわかるはずもない。いったん刷り込まれてしまった私たちのヒーローの想い出は消されるものではない。その中で一番印象に残ったのが
Deep PurpleのHighway Star。Ian Gilanのボーカル、John Lordのオルガン、そしてリッチーブラックモアの狂乱的なギター。当時の高校の学園祭の出し物はSmoke on the Waterが定番だった。連中はもう今は見る影もないオヤジなのだろうが。
Machine Head
大友克洋によるもう一つのHighway Star。「アキラ」でSFコミックの巨匠になる以前の習作集だ。とぼけた感じで良い。近年は画が凝りすぎてプロットも複雑すぎて読むのが大変なのだがこの作品は軽い短編ながら難度も読み返すごとに思い出し笑いが出てくるような味わいだ。
あっ。これを書いているうちにBruce Springsteenがでてきた。彼についてはまた後で。