You are rewarding a teacher poorly if you remain always a pupil.
師弟関係を乗り越えてくれなければ教える甲斐はない。
最近鼻につく表現がある。「若い人たちのために・・・」、「若手のための・・・」。
この言葉の裏には新しい芽を自分の安住できる居場所とは違う場所に植えることで棲み分けを図る意図がある。年功序列の文化*1がまだ生きている我が国ではなおさらだ。天下の廻り物であるお金と人を動かす裁量を手にしたものが優れた才能に手を貸すことは社会と我々の未来に対する奉仕であり義務であって、若者に対する施しではないのである。
若い若いということはすなわち自分の年齢を意識することである。そんな事は気にせずに優れた才能の出現は単純に賞賛し、競争し、嫉妬すればいいではないか。teacherであることはpupilから学ぶチャンスを得る事でもある。
*1:ある意味では美しい文化