六甲山

 3ヶ月ぶりに六甲山に登る。全然足がまわらずしんどいことこの上ない。よれよれで一見茶屋にたどり着き、ふと思い立って最高点まで上がって見ることにした。そこはコンクリートで固められ一般車は通行止めになっている急坂なので当然のように自転車を押しながら登り出すが中途で上から下りてきたランナーらしい人に「自転車ではしんどいですか」と声をかけられてふと「(なんでこんな坂を上れないんだよー)」と言われたような気がして思い立ってそこから自転車にまたがって登り出す。こぎ出せば登れるものだ。山頂に着いて一服してから車道まで下りて、今度はそこから登り出す。やっぱり登れる。確かにこれは急な坂なのだが熊野古道ヒルクライムの最後の激坂を考えればこの程度は平然と登れなくてはいけない。酸欠で頭がもうろうとする感覚を味わうには良いコースだ。