昨夜の帰宅途中の電車には堀江貴文社長の逮捕を報ずる号外を読む人ばかり。改めてインパクトの大きさに驚くことしきり。私は株のことは疎いので彼らがルール違反を犯したらしいということは理解できるがその重大さの度合いと彼らだけが非難されることなのかは正直言ってわからない。しかしこの事件を機に堀江社長という毀誉褒貶の激しい人物の評価が二分したことで、このたぐいまれな個性をもつ人物が人間評価のリトマス紙となっている。
ホリエモンを支持した人
オヤジ
堀江社長と直接利害関係のない人で、年齢、地位が上の人では結構支持していた人は多かったようだ。単に自分の果たせなかった夢を彼に託した人もいただろうがそういう人ばかりではない。
「おー、イキのいい若いヤツがでてきたのぉ。生意気な所はあるが見所もあるようぢゃ。ひとつここはかわいがっておいてどこかで使いみちをさがしてやろう。」
こんな人々がいたはずだ。
自民党執行部はその最たるもので彼を選挙にまで引っ張り出した。広島6区で勝って議員になっていたらどうなっていたのだろうか?
若者
彼らもまた自分の果たせない夢を堀江社長に託し、その上の旧弊な社会規範を破壊することを期待した。しかし破壊した後に何が創られるのかの明確なビジョンがあっての支持ではないので偶像が崩れれば見捨てるのも早い。