よくわからないこと

 今日は雨なので午後からモンベル六甲店に行ってクライミングの練習。体慣らしのつもりなのだが指の関節が痛くなる。ゆっくり慣らして行かなくてはいけない。



 さて世の中よくわからないことがニュースになる。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061126it02.htm

 昨年の衆議院解散、総選挙では小泉首相が郵政改革法案に反対票を投じて離党した議員を受け入れるかどうかでもめている。自民党内部では「仲間なんだからうるさいことを言わずに迎えてやろう」という人もいるようだ。あきれた話である。
 昨年の選挙での自民党圧勝は身内を切り捨ててでも法案を通すことに筋を通した首相への支持だ。その結果を忘れて身内だけの理屈で復帰をすすめれば、有権者の支持は失われるだろう。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061124k0000e040045000c.html

 子供の自殺の報道が続いて気が滅入るばかりだ。しかしこのケースの場合、状況が不明な時点で教育委員会の全員が緊急体制で控えなくてはいけない状況だったかどうかは疑問だ。彼らが酒を控えれば子供の命が助かった訳でもないだろうに。

 自殺関連で学校、教師のバッシングをすることが問題を改善するかどうかは疑問だ。もしもいじめが原因だったとすれば、一番いけないのはいじめた子供でありそれを放置した親なのだ。そもそもいじめの行為は教師の目を盗んで行われるだろうし教師が「放置した」のか「気がつかなかった」、それとも「忙しすぎて手が回らないうちに深刻化してしまった」のかの境目は極めて近く、教師が全責任を負って対処するには荷が重い。結局の所、子供を守る最後の砦は親しかいないのだ。

 写真は日比谷公園の銀杏の巨木。