海の巨人「海翔」

 今朝は開け放した窓の外からクーラーの音やらが聞こえて明け方から目が覚める。そのまま起きて自転車で出勤したのが朝7時。仕事がはかどるかと思いきや強烈な眠気の波状攻撃。なんとか耐えつつ論文の査読やら、論文の投稿やら、原稿の校正やらをしながら高校生のサマースクールで講義。初々しく熱心な生徒さんばかりで研究室見学の担当をお願いしたラボの皆さんも大張り切りで面倒見てくれました。女子が2/3を占めて理系女子が少ないなんて話はどこ?という感じ。このまま科学に感心を持ち続けてほしいと思います。

 さてはてなブックマークで見つけた海上クレーン「海翔」の記事を見て思い出したこと。
最大釣り上げ重量4100トン 国内最大のクレーン船「海翔」 - TERRAZINE

海翔のオーナー:寄神建設株式会社

 神戸空港建設時に空港島とポートアイランドを結ぶマリンブリッジの建設に動員されていた。ある朝通勤時にバスを降りて前を見ると、あり得ない高さにそびえ立っている「海翔」に遭遇。つり下げられている橋桁をつり下げても半端な大きさではない。周囲を圧しつつゆっくりと海を進む。異次元の世界だった。しばし呆然として眺めてからラボの周りで言いふらす。すかさず反応したのが当時となりにいたK氏。自称海の男の彼もデカイ船には無条件で反応した。いやすごいものを見せてもらいました。