本屋巡り

 大阪に用事で出かけたついでに梅田の本屋を巡る。

最近できたBook 1stは大規模だという宣伝だったのでのぞいてみる。オフィスビルの3フロアをつかっている。天井が高い二階でははしごで登る高い棚の上まで本が積み上がっていて圧巻。ジュンク堂方式で座り読み用の椅子、喫茶コーナーがある。しかし探していた本はいずれも在庫がなく規模の割には失望感の方が強い。

探していたのは、

  1. 晴子情歌(高村薫
  2. フォトコンテスト2月号:売り切れ
  3. 「写真論」スーザン・ソンタグ:(ジュンク堂三宮店にはあった)。

 代わりに買ったのは「京都―路上案内」。今更だが京都に行くときのために小さなガイドブックがほしかったのだ。

 晴子情歌は紀伊国屋で発見。ちょっと立ち読みして読めそうだったので購入。やっぱり本は手にとって見ないと納得して買うことができませんね。「新リア王」の前段にあたる、しかしまったく異なる趣向の本らしい。ゆっくり読めるようになるまでしばらく寝かせておこう。

 フォトコンテストも紀伊国屋で購入。

 ともあれ梅田には紀伊国屋、旭屋の老舗本屋に加えてBook 1stが参戦して本屋戦争の様相だ。しかし大小合わせて相当数の本屋があるのは凄いと思う。アメリカの都会では考えられない。日本の文化度の高さを示す指標として誇るべきことだ。