６月１日はマリリンモンローの誕生日だそうだ。「彼女が生きていれば８０才になる」そのニュースを耳にしたときに大きな違和感を感じた。仮に生きていたとしても８０才になったモンローの誕生日を祝いたい人はそんなにいないと思うからだ。
モンローは３６才の女盛りで死んだ。だからこそ伝説になったのである。ならば本当に記憶に残すべきは彼女が謎の多い死を遂げてモンロー伝説の始まった1962年8月5日なのだ。
西暦はキリストの誕生年からカウントする。これはキリストの教えが永遠だという教会からの強いメッセージを反映している。だからといって誰彼なく死んだ子の年を数えるように生誕xx周年を取りざたして回想を強いるというような姑息な真似はいい加減にやめてもらいたい。
