Nature Podcast 22 February 2007

 関西テレビの「あるある捏造事件」をnature japanのDavid Cyranoskiが報告していた(印刷板にも記事あり)。内容はすでに報道されていた通りであるが、プライムタイムの過去10年以上続いていた高視聴率番組でこのようなあからさまな捏造が放送され続けたことを指摘していた。数百万人が毎週見続ける番組の影響力の大きさは計り知れない。またこの長きにわたって誰も問題を指摘しなかった事の原因を、懐疑的にならない国民的性かもしれないと指摘していた。信じやすい事は美徳でもあるのだが愚かでもある。このネット社会になってよりバランスの取れた判断が出来るようになることを信じたい。