本日の帰り道で自転車の後輪がパンク。チューブを入れ替えて走り出すが空気圧が低いと走行が安定しない。そのうちに通り雨が降り出しがじきに降り止んで無事帰宅。
さて先日亡くなられた阿久悠さん。私は歌謡曲はあまり聞かずに育ったのだがそれでも気がついたらこれまでの節目毎に背景で聞こえていたのは阿久悠の歌だった。自分も含めて彼の作った歌で踊っていた人間がいかに多かったことか。いやー芸達者な人ですね。
1971年 「また逢う日まで」、「ピンポンパン体操」, 1973年「五番街のマリーへ」, 1974年「宇宙戦艦ヤマト」, 1976年「津軽海峡・冬景色」, 1977年「勝手にしやがれ」
阿久悠は小説も書いていた。直木賞をねらって果たせなかったそうだ。そんな彼の一冊を読んでみた。
- 作者: 阿久悠
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 単行本
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軽妙で面白くクライミングジムの休憩時間に何回かに分けて読むことができた。丸谷才一の女ざかりを思い起こさせる元気で凛とした女性の話。ちょっといろんな話が濃密に入りすぎた感もあるが短い歌詞の世界と小説の間の空け方の違いにずれがあるのかもしれない。