昨日は研究所の一般公開で話をした。冷たい雨で出足は遅かったが講演会にはかなりの入り。専門用語を使わず誤解を招かない話し方は結構気を使うものである。話が終わったら喉の調子もおかしくぐったりだった。娘が勝手に歩き回って探すのに一苦労。
今日は大阪の実家を尋ねてきた。帰りがけに江坂のクラックスへ。阪急の豊津から川沿いに歩いて１５分で行けることを発見。このジムにくるのも本当にひさしぶり。二時間余りV２までのやさしい課題ばかりのボルダーをした。しかしここの課題の設定は一本ごとにテーマがあり、得意系なら問題ないがはまると簡単には行かない。すべて足使いも限定され、登る人の弱点をあぶり出してくれる、設定者のセンスの良さがあふれる優れたルートが多い。グレードの低いルートでも手を抜いて登ることを許さない。現代の水準でいえばボルダーエリアも広くはなく、リードルートも高くはないのにも関わらず優れたクライマーを引きつけるだけの魅力があるのだ。岩も壁も良いクライマーと設定者がいてこそ魂がこもるの。このジムにはその魂がある。
クラックスの二階のショップで見つけたオスプレーのショルダーバッグ。昨年のバージョンだそうだがしっかり整形されてパソコン、カメラを入れて自転車に乗れる作りになっている。こんなバッグを探していたのでお買い上げ〜。
