Climbing

Stone Locals

イヴォン・ショイナードはヨセミテや世界各地でのフリーとエイドクライミングで自然と岩に対して可能な限りフェアに対するというロッククライミングのスタイルを創出し、ショイナードエクイップメント、Black Diamondの製品を通じて現代クライミングを支えて…

Free Solo

1970年9月。小学5年生だった私の家族は父の運転するDodge Dartでヨセミテ国立公園に入った。メドウに人だかりが出来ている。望遠鏡を構えたおじさんに尋ねると「あそこに人がいる」と岩壁を指さす。望遠鏡を覗かせてもらってもどこに人がいるのかはわからな…

堡塁岩

夕刻にちょこっと散策。無風でまだ蒸し暑いが森の空気が心地よい。

Kazahana キャットウォーク

クライミングする時に背負うパックは選択に困る。これまで使っているのはパタゴニアのアセンジョニスト・パック25Lオレンジ色の奴だ。これは軽くてギアもごっそり入りロープバッグ代わりにもなるのでマルチで重宝する。しかし小柄の私には背丈が長く、腰回りの…

Art of Feedom: : The Life and Climbs of Voytek Kurtyka

私が大学で山登りを始めたころは高山、冬期の登攀がもっとも価値あるクライミングとされていた。山岳雑誌ではアルプス、ヒマラヤ、アンデスなどの高峰登山のニュースが大々的に扱われ、日本の登山隊も毎シーズンのように遠征していた。その頃に特に目を引く…

モンベルものつくり

カンブリア宮殿8/17 モンベル会長辰野勇さん登場。日本のビジネスで最も成功した山屋だろう。21才でアイガー北壁を登った実績を名刺代わりに事業を興す。最初の製品がダクロンシュラフ.リュックサックはゼロポイント.大学時代にはとてもお世話になっ…

晴天

いい天気だったのでカメラを担いで自転車で摩耶埠頭へ.人気のない倉庫地帯をふらふら走ってからジム(ロックガーデン神戸)へ.ここは最近ホールド替えが行われ面白い課題が増えた.ゆっくり休みながら登って4級を2本、そのうち一本のカチ課題は一撃でき…

堡塁岩

中央稜下部の終了点でビレーするクライマー。 日曜の六甲登山は堡塁岩まで歩いて往復。岩場では多くのクライマーが楽しんでいた。この岩場は尾根の上にあって谷底を見下ろすのでスケールの割に高度感があり壮快。いつ来ても気持ちがよい。 これはその脇のフ…

加賀白山

連休を利用して紅葉の白山に行ってきた。以下行動記録。

八ヶ岳登山

週末に赤岳を登ってきた。

パンプ

今日はUさん、id:hankyu9300とで出かける.昨日子供とバドミントンをしたら腰がぎっくりしかけて冷や汗をかいたが湿布とアイシングが効いたのか今朝は大分ましだったしかし臀部が変にパンプしている.昔バドミントンをやると手首や太ももやしんどくなったも…

いろいろ

昨日は研究所の一般公開で話をした。冷たい雨で出足は遅かったが講演会にはかなりの入り。専門用語を使わず誤解を招かない話し方は結構気を使うものである。話が終わったら喉の調子もおかしくぐったりだった。娘が勝手に歩き回って探すのに一苦労。 今日は大…

Rock and Snow vol. 38

今回はDVDつきと言うことで期待して久々に買ってみた。内容は加須のワールドカップと言うことで期待したのだがこれは期待はずれ。下から見上げたアップの映像はルート中のどこを登っているのかわからず手先や足が切れておりムーブの把握が出来ないものが多い…

週末

土曜は子供の小学校での音楽会に出てから自転車でパンプ大阪へ。10a, 10b, 10b. 10c, 10d, 11a (fall), 10c (fall), 10b, 10a で終了。右肩がずっと痛んでいるので無理しないで登る事を心がけて、これはまずいとなったら無理せず落ちることにする。いろんな…

パンプ

昨日は娘と花火見物に行くはずだったが娘に友達から電話があって学校での夏祭りに行くことに変更。おかげで私はお役ご免。もう子供の世話はおしまいかな? 先月からクライミングジム通いを再開した。パンプ大阪へは三週目。今日は15本くらい登った。5.10のや…

Layton Kor

Beyond the Vertical作者: Layton Kor出版社/メーカー: Alpine House発売日: 1983/12/01メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る アメリカ中西部の岩場へ行くと必ずと言っていいほどレイトン・コアのルートがある。それも初…

John Harlins

The Eiger Obsession: Facing the Mountain that Killed My Father作者: John Harlin出版社/メーカー: Simon & Schuster発売日: 2007/03/06メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (1件) を見る ジョン・ハーリンといえば19…

教える者と学ぶ者

新年は物理学者の江崎玲於奈氏だ。元旦の初回に述べられていた「江崎の黄金律」を書き写しておく。 しがらみという呪縛を解かない限り思い切った創造性の発揮は望めない 教えはいくら受けても良いが指導者にのめり込んではいけない 価値の低い情報に惑わされ…

パンプ大阪

明け方に目覚めるとくしゃみの連続。花粉症の兆候なのだがなぜこんな時期に???? 久しぶりにクライミング。体慣らしにジムへ行く。2003年の秋以来なので丸三年ぶり。リード壁で5.10bまで登り、トップロープで11aを試す。合計10本くらいでもうくたく…

オブザべーション

クライミングの大会では選手は制限時間内で一回だけのトライを許される。他の選手の登りは見ることが出来ないので事前のオブザべーションでルートの構成を理解して攻め方を決めておかなくてはいけない。ルートの分析能力と記憶力が試される。調べ方が人それ…

国体クライミング決勝戦

少年男子 最近は十代の選手のレベルが上がって成年以上の実力の選手も多い。その筆頭が栃木の安間佐千選手。高校二年だがすでの大人の大会で優勝する実力者。ルート設定も彼一人が完登する難度に合わせてある。細身で引き絞られた体。

山渓2006年3月号

山と渓谷という雑誌、老舗なのだが私の中では登山雑誌では一番「軽い」という評価だった。しかし姉妹紙で硬派の「岩と雪」が廃刊になりそれを引き継ぐ雑誌もいまいちで、そのうち私も岩登りから遠ざかって山岳雑誌に目を通すこともなくなった。しかし空港で…

Bouldering Wall

近所のアウトドアショップがこの夏新装開店してボルダー壁もリニューアルしたことに今頃気がついた。試しにのぞきに行って、さわってきた。壁は初心者を意識した作りでお客さんも子供・中年が多くいかついクライマーは見あたらない。たぶん王子か大阪のジム…

ボルダリング・ジャパンカップ

今日・明日と日本山岳協会主宰のコンペが職場の近くで行われたので見に行った。ボルダリングは4−5メートルの高さの人口壁を岩場に見立てて登る競技だ。自分は岩をさわらなくなってしばらくになるがやはり気になる。特に今回は平山ユージなどのトップクライ…

「百の谷、雪の峰」

新潮8月号に掲載された沢木耕太郎氏による作品だ。これはクライマー山野井泰史氏が2002年にヒマラヤの高峰ギャチュンカンの北壁を登攀し、遭難の一歩手前で生還した実話の記録だ。430枚、雑誌の1/3を越えるサイズで沢木氏の力の入れようが伝わってくる。…

レーサーの背中、クライマーの背中

今回のレースでは実にたくさんの選手の走りを見ることができた。 で、分かったことは坂道走行中の姿を見ると大体その人が強いかどうかは見当がつく、ということだ。 最強ライダー達の背中を見るにはこちらへJUMPー>grahamwatson.com 強い(強そうな)なライ…

Himaraya

登山関係のwebで話題になっているこの記録: 竹内洋岳氏ら3名のチームによるネパールヒマラヤShisha Pangmaの南壁登攀から北への縦走。ExplorersWeb.comに掲載された記事(part 1 &2)に詳しい。 http://www.mounteverest.net/story/ShishaPangmaDebriefRalf,…

小山田大

トップランナー見ました(http://www.nhk.or.jp/tr/album/050424.html)。確固たる信念でひたすらクライミングの極地を目指す小山田大という男の姿を取り上げた番組。今回の収穫は小山田がコンペで順位を上げてスポンサーにアピールすることをやめ、ひたすら…

小山田大

小山田大(こやまだ だい)というクライマーがいる。ボルダリングと呼ばれる、高さはない岩で技術的な難かしさに挑むクライミングの分野では現在ほかの追随を許さない実力者だ。ボルダリングは岩(もしくは人工壁)に設定されたルート(課題, Problemという…

Touching the Void その2

昨日に続いてこの映画(邦題:運命を分けたザイル http://unmei-zairu.com/)について語ります。このドキュメンタリー映画の優れた点は主役の二人、ジョー・シンプソンとサイモン・イェーツ自身にカメラの前で語らせたことです。カメラに眼を据えて本音で語…