今回はDVDつきと言うことで期待して久々に買ってみた。内容は加須のワールドカップと言うことで期待したのだがこれは期待はずれ。下から見上げたアップの映像はルート中のどこを登っているのかわからず手先や足が切れておりムーブの把握が出来ないものが多い。おまけにIFSCのロゴが画面に入りっぱなしで肝心のホールドを隠していたりする。編集も最悪でクライミングのおもしろさを伝える工夫がなされていない。これでは雪山大好きっ娘さん編集の作品の方がはるかに良いできだった（削除されてしまい残念！）。製品版購入に誘導するつもりなら短くともしっかりし映像でコンペの緊張感を伝える工夫をすべきだ。
もういっぺんはマムート提供のタイでのdeep water solo。どっかぶりの岩場を猫のように柔らかく登るクライマーたちを撮っている。こちらはアングル、ズームのかけ方など工夫が多く楽しめる映像に仕上がっている。
記事には見るべきものはなかったがこれは読む側の（私個人の）モチベーションが低下していることによるものかもしれない。良い紙を使って印刷もしっかりしているので写真はきれい。小澤信太さんの写真は良かったです。登れるカメラマンとして臨場感溢れる作品を期待します。
