英語の略語で二重の意味があるものをあげてください。例にあるように二つの意味の間の落差に笑えるものが良いです。
例:MBA
1)Master of Buisiness Administration (経営学修士)
2)marriage by accident
できちゃった婚
質問の意図はもちろん二つのMBAの落差に笑えたからです。もう一つはなぜこれが笑いを誘ったのかを知りたかったからです。
解答で私がおもしろいと思ったのは以下の通り。
- virtualさん、
MBAならこっちの方が面白いと思います。 1)Master of Buisiness Administration 2)Married But Available (結婚してるけど、おっけー!)
- sky777さん、
CPA(certified public accountant)は、公認会計士を参照。 CPA(cardiopulmonary arrest)は、心肺機能停止を示す。
- pietro-appleさん
VR Virtual Reality:ヴァーチャルリアリティ Victoria Regina:ビクトリア女王
- insiteさん、
財務省(Ministry of Finance)と、多臓器不全(Multiple Organ Failure)
- Kumappusさん
Boston Stock Exchange ボストン証券取引所。 牛海綿状脳症 (BSE) 言わずと知れたBSE(牛海綿状脳症)。こういうのに当たってしまうとやりにくいでしょうねえ>ボストン証券取引所。
- clcloさん、
・OMG Object Management Group ・OMG Oh My God!
これらのケースを整理するとこうまとめられます。
- 落差の激しい、というのは最初の言葉がすでにそのステータス(権威)を広く認められている事。
- MBAはビジネスエリートの代名詞となりつつある。
- その権威がひっくり返る所におもしろみがある。
- married by accident:しくじった!
- married but available:おちゃらけ!
- VR:ヴィクトリア女王は仮想現実に過ぎなかった!というのもイギリス人にとってはブラックジョークでしょうね。
- 2文字より3文字の方が良い。
- これは3文字の方が音読みしたとき韻が良いからでしょう。
総括:英語のAcronymは日本語の4文字熟語に通ずるリズムと批評精神が込められる事で俳句の世界に近づく可能性があるかもしれません。しかし現実はhttp://www.lingo2word.com/index.phpを見ても分かるようにあまり風流なものは見あたりません。BSやOMGみたいに直接的な言葉をAcronymに潜ませることくらいですね。そういった意味では英語(米語?)は直裁で論理的だが意味の深み、広がりといった点では漢字を取り込んだ日本語の味わいと複雑さには及ばないと思います。