澄んだ空気を求めて

 今日も寒い日だった。午後、生まれて初めての眼鏡を作りに出かけた。昔から視力が良いのは自慢で最近まで1.0-1.2を維持してきたのだがこのところ目の前のPCディスプレイばかり見ているせいなのかちょっと遠くが見えにくい。それでも日常生活には差し支えないのだが困るのはセミナーでスライドが見えにくいこと。特に小さな字でたくさん詰め込んだスライドは読むのがおっくうになった。こんな症状を同年代の同僚に訴えたら「それは老眼だ」と一言。近くは問題なく見えるのだが、焦点を合わせる能力が落ちているようだ。
 ともかく新調した眼鏡では問題なく見えるのでセミナーにも安心して出かけることができる。それにしてもセミナースライドはコントラストがしっかりして字と絵が大きな物を心がけてほしい物だ。

 さて眼鏡をつくったのち、街で子供を連れて買い物に出かけた。「お茶しようよー」などと生意気なことを言う子供をなだめるために喫茶店を探したのだがこれが問題だった。行くところどこでもタバコの煙がいっぱい。「禁煙席はありませんか?」と聞いて回るのだがどれひとつとして良い答えが得られない。ひどいことに駅構内のカフェですら喫煙者だらけなのだ。頼みの綱のスターバックスも満席でアウト。結局あきらめて帰ることとなった。喫煙の健康へのリスクはBSEの比ではないがこれだけ叫ばれていてもせいぜい駅構内での禁煙を周知する程度で食事の場での禁煙はまだほとんど行われていない。タバコに大幅増税してその上がりを禁煙奨励制度に振り向けるような政策を実行してもらいたいものだ。肺癌などの健康被害が現実になったとき最も後悔するのは本人とその家族なのだ