お城


 金曜日の午後、お休みを取って姫路城に出かけた。修学旅行以来なので記憶がなかったのだが、改めて城内を散策してこのお城の良さを実感した。作りが良く整備が行き届いていることに加え、何重にもわたる城壁の白壁が残されているところがとても素晴らしかったです。桜がまだ盛んに咲いていて、このお城を見るのに最も良い時期だったことを実感しました。同行のフランス人も喜んでくれました。しかし彼の写真の取り方を見ると、「この石垣は素晴らしい」とか城門の扉をしげしげと眺めたり、天守閣の暗い壁や階段を珍しそうに撮っていた。なんだかディテールの美しさにこだわるところに物理学出身の彼の性格が顕れていて興味深かった。

 これは城門の扉。フランス紳士である彼が「横向けにした方がいい」と仰るのでそうしました。



 お城の白壁には多数の丸や四角の銃眼が開いていて面白い模様となっている。



 城内の桜。