小川洋子

 以前フランス人の女性研究者と話していたら日本の作家でお気に入りの人がいるという。内容を聞いてみると小川洋子さんらしい。「博士の愛した数式」もフランス語版(http://www.chapitre.com/CHAPITRE/fr/livres/NEUF/9782742756513/module/product/Default.aspx?donnee_appel=OVERADOC&chapsid=01104000016000041920220211033022)がでている。他にもいろいろな作品を読んでいるらしく小川洋子さんの作品は国籍を問わず受け入れられる魅力があることがわかった。なんだかうれしいですね。

 ちなみにフランス語版のタイトルが「教授のお気に入りの数式」と言った直訳的なものだったのに対して英語版のタイトルは「The Gift of Numbers: A Novel」(数字の贈り物)というものでこの作品の本質を著す気の利いた翻訳だった。