結婚式、そしておしゃべりな女性

 今日は結婚式に呼ばれた。お二人とも研究者なのだが寡黙な新郎に対して外交的な新婦。一見するとなぜ?と思われる驚きのカップルだったのだがそのような取り合わせもありだと思う。よくしゃべる女性の相手は聞き上手が合っている。両方おしゃべりだと互いに話を聞いてほしいストレスがたまって大変なんじゃないかと思う。

 かくいう我が家も私が帰宅するなり妻がしゃべりまくるパターン。うちの妻は呼吸の一環としておしゃべりをしているようなものなので、しゃべることを禁止すると息が詰まってしまうくらいに思っている。泳ぎ続けていないと死んでしまうマグロのようなものである。そんなひとを相手にかれこれ25年くらいつきあってもう慣れているので、今では妻が十くらいしゃべるのに対して一言返せば満足してくれる。しんどいときには適当に生返事しておくとあきらめてくれる。それでも今の自分がまあ普通には話せるのはおしゃべりなパートナーに長くつきあってきたからに他ならない。

 寡黙な新郎が明るい新婦に触発されてこれからどう改造されていくのか注目していきたい。

 では新婦はどうなるかのか?それはわからない。女性の性格は環境が変わっても容易にはかわらないというのが私の経験に基づく偏見です。

写真は生田神社にて