今回のトレッキング（１１月、小屋泊、５日間）で使用した装備についてまとめておく．
服装
靴：（モンベル）．防水、防寒はこれで十分．泥道、雪道、暴風にも問題なく耐えて靴下は全く濡れなかった．軽くはき心地もよく快適に歩き通すことができた．
スパッツ：軽登山用のゴア製品（メーカー名不詳）．雪道、泥道に使用した．
ゴア雨具上下．これは１０年以上昔に購入したもの（メスナー！のロゴがついている）．最近の製品と比べてデザインがいまいちだが、防風、防水面には問題ない．しかしベンチレーションが足りず一時的に蒸れることもあった．
ジャケット（モンベル）：今回購入．快適．
トレッキングパンツ（モンベル）：今回購入．夏用の薄手のものだが長い下着、雨具と併用することでちょうど良かった．防風、防水性のある生地のようだ．一度泥濘にはまってべったりと汚してしまったが乾くと跡形もなく泥が落ちていた．これにはびっくり．さすが最新素材．
下着：下はモンベルの七部丈のものと手持ちの長い靴下を併用．換えに古いノースフェースの長い下着と靴下二足を持参．上には古い長袖下着（ノースフェース）を使ったが汗をかくと肌触りが悪くなる．ほかにモンベルの短い下着上下を持参したが濡らすことはなかったので替え下着はもっぱら寝間着代わりに使った．
手袋：二重手袋（昔スイスで購入したもの）、寒さ対策には十分だったが防水性がなく雨の際にはたっぷり水を吸った．雨が多いのでゴアの防水手袋を持っても良かった．ほかに薄手の手袋（カメラの操作や街歩きに便利）．
厚手のウールの帽子．目出帽、ひさしのついたキャップも持参したが使用せず．
首回り用にスカーフも持参したがほとんど使わず．
サングラス：オークレーMフレーム．自転車で使用しているもの．つるが折り畳めないものだがこれが一番頑丈で使いやすい．
ザック：ミレー（50l）、サブザックにダックスの折りたたみザック（20l）を持参．これは背負って歩き続けるにはしんどいがカメラなど貴重品を入れて持ち歩くのに重宝した．
ザックカバー：雨が多いのでこれは必携．晴れていて、町中もつけっぱなしの人が多くいた．
トレッキングポール：Leki, Makalu. 三段型のものを一本．
シュラフ：ノースフェースの羽毛（冬用）これでちょうど良かった．小屋でシュラフを借りることもできるがやはり自分専用の「布団」が安眠の秘訣．
羽毛服：Mountain Hardwareの薄手のもの．極寒のときは重ね着で使うつもりだったが行動中は必要なし．もっぱら小屋でくつろぐときに使う．
食料：
行動食にビスケット類３パック、ナッツ２袋、干しぶどう２袋、チョコ200g．これらのうち１／３も消費しなかった．途中でほかのトレッカーにコーヒーのパックをもらったが使用せず．
小物類
- ヘッドランプ:パナソニックのLEDランプを持っていったが日が長く夜中にトイレに行くとき以外に使うことはなかった
- 耳栓＋アイマスク：遅くまで騒いでいる人がいるのでこれはとても有効．
- 洗面道具類．手ぬぐい２枚
- 医薬品類：喘息用吸引ステロイド、喘息用張り薬、モーラステープ（湿布薬）、バッファリン
- 水筒：500mlのペットボトルに水を汲んでいく．Platypusの折りたたみ水筒も持参したが使用せず．
カメラ類：
EOS5D, EF135mm, 50mm, 21mm. 今回ズームレンズを自宅に残して単焦点三本の組み合わせにした．いい風景に出会う度にレンズを交換していたので埃が心配だ．バッテリーは合計４個持参したが一本で２日近く持ったので余裕があった．充電器とコンセントアダプターも持参．小屋にはコンセントもあるのでいざというときには充電も可能だろう（推奨はできないが）．撮影はほとんどrawで行う．メモリーは8Gを積んで予備も持参したがいったがいっぱいになることはなかった．
あったら良かったもの
今回炊事用具はいっさい持参しなかった．そもそも小屋内で調理は禁止されているので使えず、行動中は強風でのんびりお湯を沸かせる機会は限られている．コップ、スプー、それと小型のテルモスがあると良かった．小屋でお湯をもらうことができるので*1それでコーヒー紅茶を自分で入れることができる．小屋でもらえるコーヒーはインスタントなのでドリップしていれたい人には必須．出発前にテルモスに甘いお茶を入れていく人がいた．行動中は寒くあまり水分補給ができずに脱水状態になりかけた．ペットボトルの水よりも暖かいお茶の方がのみやすくこまめな水分補給には向いているだろう．またスポーツドリンクを薄めに入れておけば水も飲みやすかったと思う．
*1:Chileno小屋では無料．ほかでは有料
