La Pedrera


 カーサ・ミラが正式名称らしい。この大きな建物の屋根裏部屋はガウディの生涯と建築を解説したミニ博物館になっていた。サグラダファミリアにの博物館での解説を併せるとガウディの建築には二つの大きな要素があったという。ひとつは光を操り自然光を部屋に導くこと。これは建物の中庭から光が入るように配慮し、窓のかたち、サイズ、壁の色まで気を配ってできる限り均等に全ての部屋に自然光が入るようにしたらしい。もう一つは建築のデザインを自然に学ぶこと。なので彼のデザインには曲線が多く直行したラインは全て奇抜な曲面群に覆われている。

 プレハブ工法を取り入れたそうだがその上でカーサ・ミラのようにどれひとつとして同じ構造を持つ部屋はないようにデザインされている。

そこの音声ガイドの解説で印象に残った表現を書き留めておく。

"Organic feel of archetecture."

"All the excellence of archetecture comes from light. Archetecture is ordering of light."

"Internal light well."

"Light as the organizing element of the building."

以下は屋上に林立する奇怪なオブジェ(実は煙突)。遊園地みたいな別世界だ。