台湾では外来語は全て漢字が当てられている。日本と同じものも多いのだが異なる漢字表記にはが微妙なおかしみがある。
熟男不結婚:テレビドラマ「結婚しない男」。大人気らしく朝も晩も放送していた。「熟男」というのが、いい年して結婚もしない中年という意味で原題以上に本質を突いた題名で笑う。
極道鮮師2:仲間由紀恵の「ごくせん2」。
牙刷:歯ブラシ。牙=歯、というのが野性的。
基因體:ゲノム。こちらでは遺伝子(gene)の事を基因と呼ぶそうだ。日本では「ゲノム」にあてる漢字をつくることはあきらめたのだが基因を元にしたシステム、ということで基因體。基因表現(gene expression)、基因転換(gene transfer)などなど。
追加
「臭臭鍋」とは発酵させた臭豆腐入りの鍋だそうだが「威力」とは恐れ入る。
曲線美内衣帯衣専売所:曲線美を詠ったランジェリーショップか・・・。
ここで気がついたのだけれどカタカナはよその国の言葉に聞こえるので「下着売り場」と書くよりも生々しさが薄れる。これも漢字とカタカナの使い分けの効用ですね*1。