Mirano-San Remo

 イタリアロードレース界最高のワンデイレース(http://www.cyclingnews.com/road/2005/mar05/msr05/?id=results)。最後は並み居る世界の強豪スプリンターを相手にイタリアのアレサンドロ・ペタッキが制してぶっちぎりの優勝。過去3年間スプリント王と称されて久しいペタッキが念願のメジャーレースでの初優勝。悲しそうな眼をしたこのシャイな青年はゴールスプリントではやたら強いのだが大一番ではなぜか結果が出せていなかった。今シーズンは昨年よりも3キロも減量してレースに臨んだそうだ。持久系のロードレース選手なのですでに相当絞っているはずだが、それをシーズンオフにさらに鍛え直して結果を出す。進化し続けるというのはこういうことなのだ、と思い知らされ感動。同時に身につまされる。

 294kmのコースで優勝タイムは7.11.39 。平均時速が40.866 km/h。これって西宮から浜松まで高速で走って304kmに匹敵。当然休憩はなし。恐ろしいことです。