年齢を感じるとき

 年を感じるのはどんな時か?という話題が出た。例をあげてみよう。

  • お肌の曲がり角。日焼けがいつまでも消えなくなるのに気がついたとき
  • 腰に手をあてて缶コーヒーを飲み、飲み終わったら「はぁー」とため息をつくとき
  • 脂肪が付いて体重が増えて来たとき
    • 年齢と共に基礎代謝量が下がるのに食べる量は減らないどころか増えるから
  • 視力の衰え
  • 運動能力の衰え
    • 私がこれを実感したのはクライミングを始めたケンゴという小学生の小僧(!)が中三になったころには易々と私を追い抜かしていたこと。純粋な運動能力は若い力にかなわんと達観した。
  • 記憶力の衰え
    • 数字を覚える能力は確実に落ちる。
    • PCばかり使っていると漢字まで忘れてくる。

こう並べてみると年をとったら人生真っ暗、といわんばかりだがそんなに捨てたものではない。

  • 物事に動じなくなった。単に厚かましくなっただけの人もいるだろうが些細なことにあわてずに落ち着いて対処できる。これがたくさんの修羅場を切り抜けて来てこそでしょう。
  • 長期間、大局的な判断ができるようになる。
  • 多数の情報を総合的に判断できるようになる。
    • ある実験データがでたときそれに関連した古い話を持ち出すことができる。
    • また一見しては関連しそうにない話題を結びつけるような展開を図る事ができる。
      • ある話題に突拍子もない反応ができる。それが後から考えて意味のあるつながりだったりする。
  • 人の成長を楽しむ事ができる
    • 子供であったり、教え子であったり、友人であったり、様々な人が年齢を重ねる様子を味わえるのは楽しいことだと思えるようになった。

いい年齢を重ねたいものである