北海道マラソン:ペースメーカーって必要なの?

男子はギタヒ、女子は加納由理が優勝…北海道マラソン

 午後マラソン中継をなんとはなしに見ていたが女子は退屈きわまりないレースだった。男女が時間差で同時に走るのだがなぜか女子にだけペースメーカーがついていた。数人の男性ランナーが有力女子ランナーを守るように取り囲み、ペースを刻む作業と風よけの役を果たしていた。なんだか異様な光景。選手同士の勝負がかかったレースではなく、記録をねらった練習の風景みたいでとてもつまらない。記録上は先頭の選手が独走で優勝したわけだが実際は選手とその取り巻きのチームの優勝と言って良いだろう。良い記録が出れば主宰者としてはうれしかろうが、本当の勝負のかかったオリンピックや世界選手権などのレースの参考にはならないのでは?レースとはタイムだけではなく駆け引きの技術も加味したもののはずです。