自転車シューズ新調

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Fizik Tempo Overcurve R5


クリートを交換しているとこの数年間(以上?)履いていた自転車のシューズが傷んできた事に気がついた。カーボンソールがはがれてきている。なので腹をくくって新品を購入。第一希望のSIDIはサイズが合わず38サイズ(女性用!)があったFizikで決める。色はちょっとかわいいがまあ良いだろう。

FIZIK(フィジーク) TEMPO OVERCURVE R5

https://www.fizik.com/rw_en/women/shoes/tempo-overcurve-r5-3686.html

購入後お店ですぐにクリートを付け替えて古い靴は捨てる。ちょっと靴底が高い感じがしたのでサドルを若干挙げる(1-2mm程度)。

ペダルを踏み出してダイレクト感に驚いた。踏み込んだ力が直接駆動力になり無駄がない感じ。これまでのシューズはスリッパで乗っていたようなものだ。これで頑張れそうだ。

Darkest Hour

邦題で「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

 ヒットラーの侵攻に推されて英国本土が危機に晒された時に挙国体制で対応にあたるべく首相に指名されたチャーチル。言葉を選び、数々の著作を著したチャーチルの資質を象徴するように映画は彼と彼のタイピストとの文書作成のやりとりを軸に進行する。舞台の1940年は連戦連勝でフランスを占拠したドイツ軍が英国本土侵攻を伺う時期で米国もソ連も参戦していない時期。米国は日本との緊張感を高めており欧州に参戦するかの決断はされていなかった。孤立無援の状態で徹底抗戦を訴えて、ムッソリーニヒットラーとの講話案を退けて、最終的に勝利に導いた彼は英雄だ。しかし映画で示された情報だけではあの当時に勝算があったのかは疑問だ。

 ヒットラームッソリーニとの和平か徹底抗戦かという構図にBrexitEU残留かの選択を重ねてみる英国人は多かったのかもしれない。この映画の公開は2017年で2016年の国民投票Brexitの決断は決まったいたが英国に引き継がれる独立独歩の雰囲気を象徴する作品だと思える。Brexitに英国の名誉復活の活路を見いだそうとする英国民はチャーチルの成功の再現に賭けたのだろうか。今回は無謀な賭けに見える。
 
You are wise because you have a doubt.
チャーチルが講話派の圧力に悩んでいた時期に奥さん(クリスティン・スコット・トーマス)がかけた言葉がよかった。

 

eigakoukaiha www.focusfeatures.com

First Man

アポロ計画をリアルタイムでフォローしていた子供だった私にはマストの一作。アポロ11号で人類として初めて月面に立ち、生きて帰ってきたニールアームストロング。本作品の宇宙船映像は宇宙飛行士が操縦席で体験した轟音、振動と加速度の臨場感を強調している。引いた画像で宇宙船を外から見せるこれまでの作品(アポロ13号など)とはちがうところ。宇宙船があれだけガタガタ振動するとどこかのネジがはずれてしまわないか心配になる。飛行士は整備士の完璧な仕事を信頼して乗るほかはないがオペレーションの各ステップで間違いが起きない保証はない。船体の切り離しとドッキングを繰り返すステップで一回でもミスれば生きて帰って来れない。月面への下降は事前のテストも練習もなしの一発勝負。更に燃料もぎりぎりで使い切る直前で着陸。安全性のマージンを極限まで削ったミッション。また加速時のすごい振動からエンジン停止後の慣性飛行での静寂のコントラストが印象的。船員が音楽を聴いたのはソニーのカセットテープ再生機だ。作品は家族の人間ドラマに重点が置かれ危険きわまりないミッションの緊張感は伝わるが、技術的なチャレンジなどの記述はもの足りなかった。

firstman.jp

つくば出張

論文の改訂のためのデータを取りに遠路つくばまでとある実験機器を借りに出張。丸二日間顕微鏡を見続けて望みのデータがとれたこと、それから想定外の発見もあった事で頭がパンクしそうだった。そんなときは身体を動かしてリフレッシュと言うことでクライミングジム スポーレへ。

 徒歩20分くらいで到着。ここは3階建てのビルの吹き抜けスペースを利用して壁が建てられており高度15Mの壁が3面、それにトップロープとスピード壁がある。ボルダースペースもあるがリード壁から人が埋まる。大勢のユースクライマーとシニアクライマーが5.8空5.14まであるルートをトライする。これだけ高い壁は日本で見たことがなく10bくらいでも手が張る感じだ。茨城県は国体を控えてクライミングの強化が盛んなようで多くのユースクライマーが親御さんと来ていた。もちろん最強ユースの呼び声が高い森秋彩選手もいたよ。BJCを終えたばかりで回復期のはずだが休みも取らず登り続ける姿にクライミングが好きなんだなーと思えた。

 自分も常連さんにお願いして数本登った。高さがあるのでしたからルートが読めず苦労することもあったが楽しいクライミングだった。

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