新年の一本目。爽やかな微発泡。
https://www.igeta.jp/item/brand/seiden/4309/
ここ数年間はお雑煮作りは自分でやっている。参考にしたのは以下のレシピ。
お雑煮にも年越しそばにもあう鶏ごぼう汁 by みつこ姉 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが320万品
大体三倍量で椎茸、にんじんを追加。
大規模なネットユーザー調査の分析よりネットの普及によって社会が分断されたとする説は支持されないと結論した。主な論拠は以下の通り。
分析も、結論も納得出来るものだった。BREXITはトランプ選出など国レベルでの選挙で有権者がとんでもない選択をすることが相次ぐ現代だ。ネットのリテラシーが高まり、有権者の世代交代が進む事でより中庸な安定した判断が進む事は望ましい。
(追記20200101) 人の考え方を右翼-左翼、保守-革新といった対立軸で捉えることは、限られた数の政党による政策コンテストである選挙制度での評価方法としては有効だ。しかし様々な階層での利益、倫理観が錯綜する現実社会を一次元の軸で捉えることは単純化が過ぎる。このビッグデータの時代、多次元の評価軸を扱う手法が必要とされるだ
家族、老い、孤独を味あわせる秀作
昨年暮れにピストバイクを購入して以来日常の平地走行はもっぱらこちらを使っている。途中で乗らない時期もあり走行距離はまだ2800kmだがこの自転車の特徴がようやく掴めてきた。このサドルにどっかり座り後輪に十分体重をかけて、ハンドルはステム近くを掴んで体を立てた状態でペダルを踏むとトルクが効いた状態で出力する。ギアは固定なのでサドルには座りっぱなしで目前に何がきてもひたすらペダルを回し続け減速はブレーキに頼ることになる。路面のでこぼこからの振動はサドルからもろに突き上げて来る。もともとフラットなバンクの上をスムースに走るための自転車なので振動対応はフレームとホイールが担い、タイヤ圧の調整が大事だ。固定ギアなので踏み出しと坂道は出力を要する。平地を高回転で巡航する時にもっとも性能を発揮し、乗り手を気持ちよくさせてくれるバイクだ。走行後、翌朝にチェックすると脚付け根前部、おそらく腸腰筋が疲労している。後ろはそれほど気にならないが背中とハムストリングに来ているようだ(こちらはさらに検討)。
最近になってこの姿勢に疲れてきたのでロードレーサー(Specialized Tarmac) に乗ってみた。久しぶりのカーボンバイクは路面の振動を吸収してピストとはクッション一枚程度違う感じだ。それでいてペダルの力が無駄なく推進力に変換される。踏み込みとバイクが前進するタイミングに微妙な時差がありそのタイミングを掴むことで推進力のコントロールができるみたいな感覚がある。踏込みが軽いのは車重の軽さとギア比が軽いことももちろんだがポジションが前に出ており加速の際に力が出やすくなっている。手はブラケットに置き、サドル前端に腰が移動するので腰の位置が前に移動して体重はサドルだけではなくペダルに置いた脚にかかっている。スピードが上がると下ハンドルの位置へもスムーズに移行できる。翌朝の疲労感は腹部の上部 (肋骨下あたり、内腹斜筋?)とお尻(大臀筋)に来ており、ピストの時と随分ちがう。
ジオメトリーの違いを調べよう。角度を調べるとピストはシートチューブ75.5度、ヘッドチューブが72度だ。ターマックのシートチューブは同じ75.5度でヘッドチューブ角が71.75度であまり違いはない。いっぽうでホイールベースはピストが957mmに対してロードは968mmと11mm長い。そのうちフロントセンターはピスト561mm、ロードは574mmm。さらにBBハイトはピスト275mm、ロード260mm。つまりロードは車長が長く、特にサドルからハンドルまでが伸びているため前傾姿勢を取りやすい。車高は低くダンシングでも走行を安定させる。この違いがポジションの差を生み、動員する筋群の違いにつながる。長年乗っていて何を今更と言われそうだが自転車は奥が深い。
科学者にあこがれて科学者にならなかった主人公を通して社会が見る科学者像と怪しげな偽科学の姿を描く。○○○○細胞事件を見る主人公の○○○研究所に対する無条件の信頼感が痛い。また自然出産、健康食品、怪しげな医療を信じる家族を「未開人」と罵る描写にも既視感。
面白く読み進めることができたが別のエンディングもあったのではないかと思う。主人公は「正統な」科学のサポーターとしてそれを実生活で実践するのがテーマなので、新商品でそれを実現するとか、逆に「未開人」と結婚してしまい父の苦労を繰り返すとか。
単行本の「賢者の石、売ります」の題名を変えて売り出したマーケッティングの妙。