復活の日

www.kadokawa-pictures.jpコロナウイルス騒ぎでふたたび脚光を浴びた作品。人工ウイルスによって人類滅亡、自動化された核攻撃報復装置の誤作動で無人の大地で核戦争。南極に生き残った800人超の男性と8名の女性による計画出産プロジェクト。ノアの箱舟に生き残った最後の生き残りからの人類再興。南米大陸を南下する狂った吉住博士は人類進化の旅の再現。皮肉たっぷりの小松左京原作に日米の有力俳優を集めてヤクザ映画の深作欣二が監督。病に冒されて崩壊する人類社会のパニックシーンは残酷で緊迫感がある。1980年作品。私が学生時代に話題となった作品だ。いまでも強烈なメッセージが感じられるのは小松左京の力量故だ。

JSA

Joint Security Areaは朝鮮半島38度線の南北朝鮮共同管理区域。南北の兵士が接触する場所でもある。若い兵士の交流から起きた事件をミステリー仕立てで追う。同胞が二つの国に別れて戦い、憎み合う理不尽を兵役を務める韓国の若者は身に染みてわかっている。南北統一は究極の悲願である事がよくわかる。外交では下手を打っている文在寅政権がそれでも支持されるのは北との近しい距離感があるからだろうか。

 

 

movies.yahoo.co.jp

自転車日記 3.13はマジックナンバー

ピストバイクのギアは購入当時フロント47でリアに16のフリーをつけていた。半年ほど走って固定に変更、さらに14に変えて使用。47/14=3.36はかなり重くケイデンスは落ちるが平地でのスピードは上がる。冬になってちょっとしんどくなったので16フリーに戻すと楽にはなったが若干軽い。新年になってBBが鳴るようになったのでBellatteに点検がてらお願いして15に交換、ついでにバーテープ交換と洗車もしていただく。「汚れてますな〜」と言われてしまったがきれいになった帰ってきたバイクは快適。そして驚いたのはトルクと回転数のバランスがちょうど良くすごく気持ちいいこと。平地では進むし、多少の坂でも踏み込んで登れる。ギア一枚での違いで大きな差があるが、47/15=3.13のギア比がいまの自分の脚力にぴったりという事だ。自転車との一体感を得るにはポジション以外にもいろいろある事を一つ学んだ。

47/16=2.94

47/15=3.13

47/14=3.36

 

Forest Coffee

近所に開店して暫く経つ。駐車場もなく駅からも遠くとても便利とは言えない場所にあり、いつも空いている。最近ちょくちょくいただく様になったが物静かなご主人が一杯ずついれてくれるコーヒーは香り豊かでふくよかで、甘い。この味わいを覚えると他でコーヒーを飲む気がなくなるくらいだ。ドリップの仕方を見学させていただき、茶道にも通じる所作のそれぞれに意味があることを知る。各種サイトでも高い評価を受けていてじわじわファンが広がっている事を知る。

 

www.forestcoffeeroasters.com

Bamboo

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展覧会情報 | 展覧会情報 |大阪市立東洋陶磁美術館

駅で見た印象的なポスターに誘われて鑑賞に出かける。連休中日の空いた国道を自転車で走って中之島公園まで。京阪なにわ橋駅の駐輪場にロードバイクを置いて館内へ。周辺の歴史的建築物に比べると現代的な建物はこじんまりしつつも特別展と常設展がテーマ別にコンパクトに配置されている。入り口に入るといきなり受付の吹き抜けをぶち抜いて展示室の天井を這い回る巨大な作品が眼を引く。第一展示室には現代的な幾何学的なパターンの作品が並ぶ。竹作品は細い竹ひごを編むことで作られる、ひねりが入るとらせんが現れる。正直に言って竹を使った工芸がここまでの芸術分野を作っているとは全く知らなかった。米国のアビー夫妻が収集してまとまったコレクションを見れることはありがたい。

 東洋陶磁美術館は日本やアジアの陶磁器を収集している。その収蔵品を竹作品と組み合わせる事でまた新しい意匠を作り上げている。竹作品、陶磁器、建物と堂島川の風景がすべてぴったりはまった見事な空間だった。

 

メビウスの輪を思わせる複雑な曲線

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 ウミシダの触手をを連想させる作品。f:id:roadman2005:20200112191645j:image

 これもらせん状。DNAの二重らせんを編んだらどう見えるだろうか?f:id:roadman2005:20200112191711j:image

 これまた美しい曲線。f:id:roadman2005:20200112191722j:image

 

竹と陶器のコラボレーション

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堂島川を借景としたコンビネーション

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風が強く吹いている

寮生活を送る男子10名が箱根駅伝を目指すというベタなスポーツ青春ものだが絞り込んだ身体で見事なランニングフォームを披露する林遣都の姿で役者が本気で走っていることがわかる。おきまりのストーリーながら感動させるのは三浦しおんの原作と大森寿美男監督の力だろうか。夜明けに走るランナーを捉えたシーンの構図と色が見事。また寮、町並み、の描写と色使いに昭和感が溢れる。撮影は佐光 朗。

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