ヒルクライムでは疲れがたまっているのかしんどい。おまけにサイクルコンピューターが途中で作動しなくなった(これは前輪のセンサーマグネットが動いていたことと判明)。そんなわけでやる気喪失で急勾配部分が終わったところで山頂をあきらめ、先日子供と出かけた牧場とイモリのいる池を目指す。夕方の山の上は風も強くかなり寒かった。引き返して帰宅。道中でサイクリスト3名にあったが誰もヘルメットをつけていない。急坂を下り、雨で一部路面も濡れていたのでかなり危険だ。私はメットなしで走る事は今や考えられない。


 ヒルクライム用にハンドルをすこしだけ上向きに上げてみたが握り具合がかなり変わった。登りには適していると思う。しかし一方でしたハンドルをもってのプレーキングに無理がでて来た。下りでのブレーキングに差し支えがある。ということで帰宅後にわずかに元に戻した。こうやって新しいバイクの、自分にとっての最適のポジションを見つけることは楽しみである。


 新しいホイールはチューブラータイヤを装着している。通勤用にとってあるクリンチャータイヤのホイールを比べてみてその差が歴然としている事に驚き。まずチューブラーは軽い。そして路面のショック吸収の仕方が良い。どう良いのかと言うとチューブ全体で衝撃を吸い込んでくれる感じ。クリンチャーでは同じ、もしくはそれ以下の空気圧でもコンコンと跳ねてしまい衝撃が身体に来る感じだ。チューブラーは手入れが面倒で自転車屋さんも扱いたがらないのだがプロのレーサーは今でもチューブラーを愛好するというのも頷ける。また一ついけない楽しみを知ってしまった。