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蜷川実花

Exhibition | Mika Ninagawa Official Site 西宮市の大谷美術館にて.この人の極彩色の写真は見事なのだが、圧倒的に押し寄せてくる色にくらくらとする.ポートレートはモデルや有名人のオンパレードでお花畑のよう.過剰な演出で作られたイメージは疲れる.…

アルテピアッツァ美唄

お盆の一番暑い時期、三日間の北海道旅行に行って来ました.新千歳空港から直行したのがこの彫刻公園.

万代島美術館

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学会会場に隣接した美術館に立ち寄った.「記憶のかたち」と題された展示会は新潟県の作家10名の作品を個別のブースを設けて10点程度ずつ展示する形式.お名前は知らない方ばかりだったが鑑賞してみてその内容の高さにびっくり.

PECHU作品展「宇宙と金魚と天使」

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ギャラリーPaxRexに立ち寄ったらこのギャラリーでは珍しい版画の展覧会が開かれていた.一見して目を奪われる細密画の世界.市販の0.3mmのペンで書き込んだ複雑きわまりない文様.テーマは金魚、宇宙、そして天使.作者のPechuさんがおられたので作品の作り…

コロー

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www.corot2008.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。見てきました。ポスターに使われている肖像画も良いのだけど風景画の美しい構図と複雑なディテールこの巨匠の真骨頂がある。大きい構図を見てから隅々に細かく書き込まれた一点一点に発見が…

モディリアーニ展@姫路

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http://www.city.himeji.lg.jp/art/kikaku/index.html お城の脇にある姫路美術館はこじんまりしたレンガ造りの建物で、良い企画を用意してくれる.今回は関西で平行して開催されているモディリアーニ展の一つ.短命(35歳)でこの世を去った彼の作品を年代…

写真展

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雨の一日だったが午後になって近所の喫茶店で行われている写真展に行って来た。職場の同僚の方がポラロイド写真を和紙に転写するという変わった手法の作品を展示されているのだ。ご本人から写真の手法や撮影談義をお聞きする。職場ではお目にかかれない一面…

姫路市立美術館

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駅に掲示されていた印象的なポスターに惹かれて行ってきた。 シュルレアリスム展−謎をめぐる不思議な旅:展覧会紹介:美術館連絡協議会:YOMIURI ONLINE(読売新聞) 予想を超えて素晴らしい展示会。シュールレアリスムの解説は丁寧でその時代の熱狂的な空気…

杉本博司:様々なる祖型

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私がはじめて杉本博司氏の作品に接したのは国立国際美術館に展示された「音楽のレッスン」だ。カラー版とモノクロ版とがあるが大阪にあるのはモノクロだ。最初この作品を見た時にこれは写真なのか、絵画なのか、わけがわからずとまどった。そして隣にあった…

ロダン−創造の秘密

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筋骨隆々のブロンズ像が定番のロダンだが「白と黒の新しい世界」に題されるように今回は彼の石膏や大理石の作品が多めに集められていた。ロダンの大理石像は先日フィラデルフィア美術館(PMA)で見たのだが、真っ白い巨大な大理石から人物像が浮かび上がる様子…

Philadelphia Museum of Art

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フラデルフィアならここ、と勧められて日曜の午後いってきた。ホテルから20分ほどの距離なのだがお祭りの行進を見ながらなのでだいぶかかった。アメリカ最大級の美術館という大きな建物に世界各地から集められた美術品が収蔵されている。フラッシュを焚か…

東大博物館

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2/28の日記に関して、本日朝刊に紹介記事あり(日経)。骨格標本の撮影に当たっては8x10インチの大判カメラでの撮影に際して3200ワットのストロボを何台も並べ大光量で高速シャッターを切ったと言う。残る標本は300万点。本物の迫力を引き出す作…

東京大学コレクション―写真家上田義彦のマニエリスム博物誌

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出張先の駅で見つけた魅力的なポスター。幸い1時間の余裕があったので立ち寄る。企画は大学博物館の収蔵品を写真家上田義彦氏が撮影した写真作品。博物館と言えば薄暗い部屋で黴くさい陳列物を連想するが、写真のフィルターを通してあらたな命を吹き込まれ…

DREAM MUSEUM

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夢の美術館:大阪コレクションズ モジリアーニの髪をほどいて横たわる裸婦が売り物。 大阪の三美術館の収蔵品を集めた展示なのだが出展されたのは国立国際美術館の収蔵品が31点,天保山のサントリー美術館から6点にたいして大阪市近代美術館設立準備室か…

オルセー美術館展

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行ってきた。日経の読者向けの懸賞で招待券が当たったのだった。内容は充実。良い作品は多かったが自分的に気に入ったのを挙げてみる。>http://www.orsay3.com/art/index.html ギュスターヴ・モロー「ガラテア」 何とも微細な描き方で遠くから見ても、近く…

父の絵筆

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My Father's Hand My Father's HandMy father can no longer hold a pen. He is in a wheelchair and is suffering from Parkinson's and Alzheimer's. Here are some of his drawings. 病でもはや絵筆を取れなくなったお父さんの作品を娘さんが紹介するサイ…

アルベルト・ジャコメッティ

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自転車通勤路にあたる兵庫県立美術館はいつもチェックしている。なのでこの作家の特別展が始まったのは知っていた。彫刻と絵画が展示されていたが彼の芸術の真髄は彫刻だ。絵画とデッサンは彼が彫刻のモチーフをつかむための作業を観客の前に再現する手助け…

原田和男《ΣΙΔΕΡΟ ΗΧΟΣ−鉄の響−》

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http://homepage3.nifty.com/hiway/gallery/harada/ http://artshore.exblog.jp/2981934/ 県立美術館での展示。金属製のユニークな楽器の展示。自分でさわって音を出すことができるのでとても楽しい。また一部にはモーターで作動して音を出し続けるものもあ…

プーシキン美術館展

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行ってきました。素晴らしいコレクションですね。気に入った作品をいくつか挙げておきます。 金魚(マティス) 画の前に立つとさっと眼に飛び込んで来た。色彩が素晴らしい。中央部のピンク色のテーブルにはビーカーのような水槽に真っ赤な金魚が4匹。緑の…

RIJK Digital MUSEUM

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CT NET Japan紹介されていた記事。 アムステルダム国立美術館では収蔵作品をMAC OS 10.4のウィジェットをつかったコンテンツ配信を開始した。早速つかってみるが毎日作品が更新されるそうだ。今のバージョンでは画像サイズが小さいので大作は見づらいがこの…

髑髏 (click!)

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「ヴァニタス(テーブルの上の頭蓋骨)」アールベルト・ヤンスゾーン・ファン・デル・スホール アムステルダム国立美術館展で別の意味でもっとも印象に残った奇怪な作品。なんせテーブルの上に髑髏が6個ごろごろと積み重なっているのだから。確かに凄い作品…

油絵の具の輝き

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兵庫県立美術館で行われているアムステルダム国立美術館展に行ってきた。アムステルダム国立美術館の改修に併せて世界を巡回して収蔵作品を展示しているが「日本では兵庫県だけ」とのふれこみだ。いずれも良い作品ばかりだが自分が特に気に入った3点をあえ…

杉本博司再び

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東京への日帰り出張の折りに再び展覧会を見てきた。今回は夕方6時くらいに行ったがさほど混んで居らず落ち着いて鑑賞できた。二度目となると好みの作品が決まっているのでそれを選んで見直した。seascapeシリーズの写真の一枚一枚の違いがより鮮明になった…