2006-01-01から1年間の記事一覧

近くの神社にて。水を吐く見事な龍。

車体番号

先日hankyu9300と三宮駅のホームにいたら「あっ、この普通列車はさっきここで下りたときに反対ホームに止まっていたものだ」と言う。普通電車なんて同じと思うのだが彼にとっては一台ずつ個性があるらしい。「こんなことに頭を使わなくても他にやることある…

小川洋子

文庫で見つけられるものをまとめて購入して読んでみた。密やかな結晶 (講談社文庫)作者: 小川洋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/08/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 79回この商品を含むブログ (108件) を見る これまでの彼女の作品で一番良かっ…

京都

朝、思い立って京都に出かけた。街に出るが紅葉はまだなので北山に向かい大原三千院を目指す。大原には近くの岩場、金比羅山には数えられないほど通ったのだがついぞ寺まで足を伸ばしたことはない。寒いので空いているだろうと思ったがそんな事はなんのその…

Kobe Jazz Picnic

美術展をでて駅に向かうと銀行前の広場でジャズ・オーケストラの演奏。市内の中高生のバンドが元町4箇所の会場で交代しながら演奏する企画だ。ブラスバンドでジャズをやっているようだ。近くのK学園などは部員がたくさんいて一曲毎に演者交代。メンバーの…

オルセー美術館展

Art

行ってきた。日経の読者向けの懸賞で招待券が当たったのだった。内容は充実。良い作品は多かったが自分的に気に入ったのを挙げてみる。>http://www.orsay3.com/art/index.html ギュスターヴ・モロー「ガラテア」 何とも微細な描き方で遠くから見ても、近く…

小川洋子

以前フランス人の女性研究者と話していたら日本の作家でお気に入りの人がいるという。内容を聞いてみると小川洋子さんらしい。「博士の愛した数式」もフランス語版(http://www.chapitre.com/CHAPITRE/fr/livres/NEUF/9782742756513/module/product/Default.…

竪琴弾き

バルセロナの旧市街の朝。旧館を改装した美術館が開館する前に、石垣で囲まれた狭い通りに響き渡る竪琴の音。誰もいない通りで竪琴を弾いていた彼はとても思索的な表情をしていた。

Coming to life

Coming to Life: How Genes Drive Development作者: Christiane Nusslein-Volhard出版社/メーカー: Kales Pr発売日: 2006/03/15メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る 昨今の生物学の教科書は大部で読み通すのはとても大変だ。本書は発生…

アントニ・タピエス博物館

スペインの美術館の多くは写真撮影okだ。ゆったりと広く、余裕があることが理由だろう*1。アントニ・タピエス博物館は建物自体が歴史的な建造物だ。二階のタピエスの作品が展示されているフロアの奥にはガラス張りの窓を挟んで美術書を集めた図書館がある。…

大局観

目標達成に対して、戦略、戦術、それから技術。研究の進め方について議論しているとこんな言葉が口をついてでた。 達成可能かつ価値ある目標は設定されているか?その目標に到達するためにどのような知見が得られれば良いのか、その知見を得るためにはどのよ…

アリー・セリンジャー

アムステルダム発関空行きの便で隣に座った欧米紳士。あちらの人にしては体格は小柄で初老の彼と挨拶を交わし「お仕事ですか?」、などと尋ね合うと紳士は「私はバレボールの指導者で、日本でコーチをしていた」というではないか。精悍な風貌、鍛えられた体…

帰国

今朝関空着の便で帰国。旅行中には特に問題はなかったのだが帰国便でトラブル発生。バルセロナ発のアムステルダム行きの便が定刻どうりにターミナルを出た後で突然停止した。うとうとしていて状況を把握していなかったのだがそのうちに機長のアナウンスがあ…

バルセロナにて

学会が終わりUさん、Oさんとゆっくり電車に乗ってバルセロナに戻る。午後は自由行動で観光とする。建築巡りと決めて歩いてまわることにした。まずカタルーニャ音楽堂に行く。残念ながら内部の観覧のツアーはチケット売り切れで外観と一階ロビーを見るにとど…

Meetingの三日目

昨日のハプニング。演題に上がった大物演者のEWさん、第一声を放つのを皆が息を飲んで待っているとき、彼のパワーブックの隣に置かれた水のグラスが倒れた。瞬間的に画面が消える。スタッフが駆け寄るがPCは再起動しない。途方に暮れた彼はそれでもスライド…

Meetingの二日目

相変わらず時差で早起き。スペインはまだ夏時間。なので夜明けが午前8時をまわってからになる。明るければ散歩も可能なのだが漆黒の闇の中、外で何もすることは出来ない。幸い部屋でネット接続が出来ることが判明したので一息ついた。この集まりは"Biology …

Inconvenient truth

論文を二本読んでから映画を見ることにした。一本目が"Inconvenient truth"。これはクリントン政権の副大統領だったAl Goreが張っている地球温暖化に対する注意喚起キャンペーンのドキュメンタリーだ。彼の活動は前から耳にしていたがどうやら彼の大学の恩師…

飛行機で

アムステルダム経由の便に乗ったが航路がいつもと違いかなり北より、北極圏をまわって飛ぶこととなった。フライトクルーは遠回りで時間がががることを了解してくれ、と言っただけだったので説明を求めたがはっきりした返事はない。やはり朝鮮半島の緊張が影…

狛犬

近くの神社にて。表情が様々で面白い。

いざ出張

昨日からの研究所リトリート。270人もの科学者が集まると学会並み。私の出席する日本のハエ集会を軽くオーバー。サイエンスの内容は海外のゲストにも評価されたようだ。気合いのこもった発表もあり、ポスターの発表もいいものが多かった。しかし自分の発…

海峡まで

(これは5月の画像) ベッティーニの激走に感化された訳でもないのだが昼食後、走りにでる。明日から出張続きでしばらく体を動かせないのだ。明石海峡大橋まで。今日の気温は22度くらい。曇りで無風。汗もまったくかかずに最高のコンディション。スピード…

パオロ・ベッティーニ

遅ればせながら世界選手権、ジロ・ディ・ロンバルディアのビデオを見た(Uさんthanks!)。どちらも優勝はベッティーニ。それもレースの終盤を完全に仕切っての勝利。 世界選手権では仲間を逃げに参加させ、合流したら自分で軽くアタック、最終回ではバッラン…

タワー

駅前に移転してきたタワレコの店舗を覗いてみて驚いた。ゆったり座れる座席と机のついた試聴席。なんというか立ち読み(座り読み?)用のベンチを用意したジュンク堂方式を踏襲しているような。長時間居座って聞き続けて音楽漬けになると言うわけだ。そんな…

中間テストなんですけど

hankyu9300に言わせると制服の好みはS和、K星、K南、そしてずっとあいてK女(私服)の順なのだそうだ。そんな彼がお気に入りの番組がこれ。何でK南の制服は嫌いなのにこの番組はいいのか?と聞いたところ、「長澤まさみは別なのさ」だと。あきれたヤツ。

スケープゴート

社会の注目を浴びる事件があるとその犯人、責任者を追求する声が挙がる。メディアはその声を増幅し、警察・行政は背中を押されて行動を起こす。世間の声は生け贄を捧げるまではなりやまない。 昨年世間を震撼させた耐震強度偽装事件で逮捕された人々の裁判の…

霧の摩周湖2

中央にカムイシュ島がかすかに見える。

風邪

どうやら娘が持ち込んだ風邪が一家に蔓延。兆候がでてきたので病院で早めに見てもらう。「ただの風邪ですからお薬出しておきますね」、と言われて感冒薬をもらう。早速服用したのだがこれに眠気を誘う成分があったと見えて昼食後眠くて仕方がない。早退して…

オブザべーション

クライミングの大会では選手は制限時間内で一回だけのトライを許される。他の選手の登りは見ることが出来ないので事前のオブザべーションでルートの構成を理解して攻め方を決めておかなくてはいけない。ルートの分析能力と記憶力が試される。調べ方が人それ…

晴れなのに

今日のセミナー、歯の発生で高名なThesleff博士。歯の形と再生能力で進化を語ると言うえらく面白い話に発展していた。聴衆が少なくてもったいなかった。 出勤後シャワーを使ったら夕方になってなんだか風邪の予感。早く寝よう。 そう考えていたら息子も妻も…

美しい世界

「美しい国」は安部首相のキャッチフレーズだが国に限らず美しい物は世の中にあふれている。あばたもえくぼと言うが見る人の視点の持ちようで美しい世界は広がる。そして科学者はちょっぴり変わったものに美しさを感じる。 私は発生学者で組織や器官がどのよ…